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2022 / 07 / 03  07:30

間違いなしの万年筆 PLATINUM「プロシオン」

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はじめての万年筆やギフトで人にあげる万年筆……どれにしたらいいか迷われている方が当店にも多くいらっしゃいます。そういったときに最もよく選ばれているのがこちらのPLATINUM(プラチナ万年筆)「プロシオン」です。¥5500込という価格帯、豊富なカラーバリエーション、そして確かな実用性を誇るハイスペック万年筆の魅力をご紹介します。

 

 

 

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創業100周年記念で開発された渾身の一作

 

 

 

ボリュームのある金属軸を採用した重厚な見た目をしていますが、アルミ材を使うことで重過ぎず軽過ぎずの絶妙なバランスになっています。本格派万年筆のような太軸で握り心地も抜群です。手が小さい方でも大きい方でもフィットしやすく、手が疲れにくい極上のホールド感を発揮してくれます。

 

また、握る部分に重なってくるネジ山パーツも微妙な傾斜になっていることで指を痛めにくくなっています。胴軸と首軸の段差で人によっては指が痛くなってしまう万年筆もありますが、プロシオンではその心配がありません。

 

 

 

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 アパレルブランドのようなお洒落なカラーモデルも選べる

 

 

 

プロシオンのペン先にはステンレス素材の大きなペン先が採用されています。このペン先は付け根から先端までが長く、筆記時に適度なしなりを生んでくれます。字幅はF細字・M中字の2種類展開。いずれもインクフロー(インク出)はやや抑えられています。F細字だとペン先と紙との擦れる感触が手にダイレクトに伝わってきます。細かな字を書きたい方はもちろん、シャープペンやボールペンに慣れている方にも馴染みやすいペン先です。

 

対してM中字ではペン先と紙との擦れを感じさせることなくスラスラとしたなめらかな筆記が可能です。字の太さも絶妙で、ノート・手帳にも十分使える細さでありながら罫線が広い手紙などに使っても字が負けない適度な太さにもなっています。僕がプロシオンをご案内させて頂く際にはまずこのM中字をおすすめさせて頂いています。

 

 

 

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当店での1番人気は手前の「ディープシー」次いで「ホワイト」

 

 

 

 

キャップにも「スリップシール機構」が搭載されており、1年間使わなくてもペン先が乾かないという脅威的な機能が備わっています。はじめて万年筆を使う方にも安心して薦められる大きな要因です。万年筆は、使っていないとインクがペン先で乾いてしまって洗浄しないと筆記ができなくなる弱点があるのですが、プロシオンに関してはその心配がほとんどいりません。

 

さらに、ペン先からのインク吸入に関しても強みがあります。通常、インク吸入の際にはグリップ先端までどっぷりインクに浸けないと吸い上げができないのですが、プロシオンではペン先の肩口…ペン先裏のインク吸入口にさえインクが触れていれば吸入ができてしまいます。残り少なくなったボトルインクからの吸入も圧倒的にしやすいのです。

 

 

 

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当店での無料名入れ(原則1週間)にも対応しています

 

 

 

ご自身用としてもギフト品としても値段的に手を伸ばしやすく、ほとんどの方の御手に合うバランスと精度を兼ね備えたプロシオン万年筆。ご自身用で選ばれた方がその使い勝手の良さを受けて、後日ギフト品として選んでくださることも非常に多いモデルです。万年筆選びで迷われたらこれを選んでおけばハズレはない…と言っても過言ではないほどのハイクオリティとなっております。ぜひ一度は試して頂きたい逸品です。